紅型

やふそ紅型工房

やふそ紅型工房は「屋冨祖 幸子」が代表をつとめる那覇市大道にある紅型工房です。
古典柄を使った帯や着物などの作品はもちろん、日傘や扇子など、小物類も多数手がけています。

やふそ紅型工房

紅型教室

やふそ紅型工房は、「沖縄の伝統文化に触れたい」「自分なりの紅型を作ってみたい」など紅型に興味を持たれている方の想いに応え、紅型の普及に貢献するため、紅型教室を主宰しています。

紅型教室

琉球びんがたとは

紅型

沖縄を代表する伝統工芸のひとつである「紅型」。
「紅」は色を、「型」は模様のことを指しており、沖縄では、型染の総称として用いられます。
型染とは、型紙をあてた生地に糊をぬり、その後取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方です。
古くは王族や士族に愛され、古の独自の技法や芸術性を伝える非常に稀有な伝統工芸です。

紅型

紅型の主な工程

紅型は完成するまでに様々な工程を経て作られていきます。
主な工程を以下に紹介します。

  1. 型彫り…あらかじめ作成したデザインに沿って型紙を彫ります。
  2. 紗張り…型紙に紗を張りつけます。
  3. 型置き…ヌカともち米を混ぜた糊を型紙にあてがった布の上に置きます。
  4. 色差し…顔料を主に用い、模様の部分に色を差します。
  5. 隈取り…色差し刷り込みの後、模様部分にぼかしを入れます。
  6. 糊伏せ…地染めで色を付けない部分を糊で覆います。
  7. 地染め…模様以外の部分を染めていきます。
  8. 蒸し…顔料や染料を定着させるため100℃で50分程蒸します。
  9. 水元…生地に付いた糊や不純物を除去します。
紅型の作業の流れ

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